西京子の備忘録

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皇族方の署名式について

今回は恐れ多くも近代以降の皇族方の署名式についてみていきたいと思います。

『明治天皇紀』明治十年七月十三日条によりますと、

「從來親王の署名は、名の上に稱號を冠するを例とす、蓋し明治六年十一月嘉彰親王任官の辭令より起りしなり、然れども親王の稱號は畢竟其の居所の名稱の如きものにして、故内親王薫子尊を梅宮と稱する類なり、されば庶民の苗字を以て姓氏に換用するの例にも比し難し、仍りて自今、宣旨・辭令・奏状等正式の署名には、稱號を省きて官品親王名を署することと定む、」

とあります。

解説しますと、明治六年十一月東伏見宮嘉彰親王が任官された際に、称号(この場合東伏見宮)名(この場合嘉彰)の順に親王署名式が定められた。
しかし、称号というのは姓氏でも苗字でもない(もし姓氏や苗字なら易姓革命の恐れがある)わけですから、よく考えるとおかしい。
そのため、これからは、宣旨、辞令、奏状などの正式な署名には、官職、品位、親王、名と署名式を改めたという意味です。

東伏見宮嘉彰親王を例とさせていただきますと、
「陸軍少将二品親王嘉彰」
となります。

この署名式は二年を経ずして改正されることとなりました。

今度は明治十二年一月十七日条です。

「明治十年七月親王署名式を定めしが、是の日之れを改め、宣旨・辭令・奏状等正式の書類には、官品勲名親王と署し、官衙照會書等略式の書類には、官名親王と署することと定む、又諸王は、正式・略式共に之れに准ぜしむ、是れ元老院議官福羽美静の建言に據れるなり、」

改定された点は、勲等をも記すこととなったこと。
また書類の重要度により正式、略式の二通りとされたことです。

またしても東伏見宮嘉彰親王を例とさせていただくと、
正式には「陸軍少将二品勲一等嘉彰親王」
略式では「陸軍少将嘉彰親王」
ということになります。

続きはまた後日、稿を改めて書きたいと思います。

※引用にあたっては出来る限り旧字体を使うよう心がけましたが、一部新字体を使用しました。
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