西京子の備忘録

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西暦1931年以降叙爵スペイン公爵位便覧

1931年のスペイン王政崩壊から1975年の王政復古を経て現在に至るまでの間に、スペイン国王あるいは国家元首により叙爵された公爵位のリストです。
スペインの貴族制度については、素人である私が作成しているリストなので、内容の保証は出来ません。
適当に読み流してください。

○スペイン王国国王アルフォンソ13世による叙爵

・Duque de Segovia セゴビア公爵(1935)
アルフォンソ13世の次男ハイメ王子に対して。一代限り?

○スペイン国(王国)国家元首フランシスコ・フランコによる叙爵

・Duque de Primo de Rivera プリモ・デ・リベラ公爵(1948)
ファランヘ党の創設者で第二共和国により処刑された三代エステーリャ侯爵故José Antonio Primo de Rivera ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラに対して。

・Duque de Calvo Sotelo カルボ・ソテロ公爵(1948)
人民戦線により暗殺された王党派の有力政治家である故José Calvo Sotelo ホセ・カルボ・ソテロに対して。

・Duque de Mola モラ公爵(1948)
「第五列」発言でも有名な保守派の軍人で事故死した故Emilio Mola エミリオ・モラ将軍に対して。

・Duque de Cádiz カディス公爵(1972)
ハイメ王子の長男でフランコの孫娘の夫アルフォンソ・デ・ボルボンに対して。同時に殿下(Royal Highness)の敬称も授与される。後に一代限り。

・Duque de Carrero Blanco カレロ・ブランコ公爵(1973)
フランコの腹心でETAに暗殺された故Luis Carrero Blanco ルイス・カレロ・ブランコ首相に対して。

○スペイン王国国王フアン3世による叙爵

・Duque de Badajoz バダホス公爵(1967)
フアン3世の長女ピラル王女に対して。フランコからも公爵位の承認を受ける。一代限り。

○スペイン(王国)国王フアン・カルロス1世による叙爵

・Duque de Franco フランコ公爵(1975)
フランコの長女ヴィラヴェルデ侯爵夫人Carmen Franco カルメン・フランコに対して。

・Duque de Fernández-Miranda フェルナンデス・ミランダ公爵(1977)
Torcuato Fernández Miranda トルクアト・フェルナンデス・ミランダ元首相に対して。

・Duque de Soria ソリア公爵(1981)
フアン・カルロス1世の妹マルガリータ王女に対して。一代限り。

・Duque de Suárez スアレス公爵(1981)
スペイン民主化に功績のあったAdolfo Suárez アドルフォ・スアレス元首相に対して。

・Duque de Lugo ルーゴ公爵(1995)
フアン・カルロス1世の長女エレナ王女に対して。一代限り。

・Duque de Palma de Mallorca パルマ・デ・マリョルカ公爵(1997)
フアン・カルロス1世の次女クリスティナ王女に対して。一代限り。

1969年にフランコからフアン・カルロス1世が後継者として指名された際に叙されたPríncipe de Españaは特殊例なので除外しました。

誤記、記載漏れ等お知らせくだされば幸いです。

直接の参考サイトはありませんが、様々な書籍・サイトを参考にしました。
この場を利用してお礼申し上げます。
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Comment

 

スペイン公爵家特集号勉強になりました。それにしてもフランコ総統って何の権利があって叙爵してるんですかね。フランコ元帥は確かにスペイン王国のカウディーリョですが、事実上の摂政として不在の国王の代理として叙任権を行使したという解釈ですかね。しかし公式にはフランコ摂政とは称さずに、フランコ総統(国家元首兼首相)といってますよね。欧州では日本とは違って、臣下が摂政に就任はできないはず?。もっともWWⅠ~WWⅡのハンガリー王国ではハプスブルグ家の王政復古を拒んだホルティ提督が摂政を自称した実例がありますが・・・。王族ではない権力者が叙爵大権を行使するとは、豊臣秀吉のようなものですか?。
  • posted by ツシマ 
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  • 2008.12/14 01:24分 
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フランコ総統と叙爵 

ツシマ様

毎度根拠のないことを書きますが、フランコ総統の叙爵は、単にスペイン国(君主制)の国家元首によるもの、と解すべきではないでしょうか。君主であっても叙爵が不可能な国もありますし、逆にもし大統領であれ、憲法で叙爵権が認められていれば叙爵は可能ですし。国家元首継承法辺りに根拠法令があるのかもしれませんね。

欧州でも臣下から摂政となった例はあるようです。勿論、スペインもです。

豊臣秀吉公は、諸大名及びその家臣に対し積極的に官職位階を与えましたが、これは当然、朝廷に奏上して正統な手続きが取られているわけで、当たらないのではと思います。
  • posted by 西京子 
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  • 2008.12/15 01:24分 
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精力的な爵位のリスト化を楽しみにしていますとともに、頭の下がる思いで拝見しております。
できれば、元のスペイン語表記も添えていただければ、より分かりやすいと思います。
面倒であることは重々承知しておりますので、あくまで個人的な希望のみにとどめておきます。dzlfox謹白
  • posted by dzlfox 
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  • 2009.01/08 09:33分 
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メモ書き 

dzlfox様

このシリーズはdzlfox様からのこれまでの様々なご教授なしには、書き得なかったものです。そう言われると、望外というか恐縮です(滝汗)本当は昨年一杯で終了する予定だったのですが、もう少しいってみようかなと思います。

仰る通り、この記事だけ日本語表記にしています。最近、スペイン近代史にはまって日本語文献を読み漁っているので、日本語表記がしっくりくるのが一因です(笑)余談ですが、バルセロナ伯とフランコの駆け引き、バルセロナ伯とフアン・カルロス1世の確執、フアン・カルロス1世の影法師のようなカディス公の立場、暗躍?するパルマ公爵家とカルリスタなど、面白過ぎますよね。

近日中にスペイン語表記を追加したいと思います。他にも何かご要望があれば、是非仰ってください。また、この便覧シリーズですが、見直してみると、間違いというか説明不足な箇所があって、冷や汗です・・・。(具体的にはDuc de La ForceやDuc de Lévis-Mirepoixなどなど)おかしい部分があれば、こちらもどしどし指摘して頂ければ幸いです。

追白
お忙しいこととは存じますが、「名」に関するものでも随筆でも、dzlfox様の書かれた文章が読みたいなあ、と思うこの頃です。
  • posted by 西京子 
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  • 2009.01/10 03:19分 
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楽しみにしております。
スペインはある意味もっとも最後まで中世的だったのかもしれませんね。

拙ブログの再開に関しては常々思ってはいるのですが、スパム攻撃に辟易してることもあり、それならばシステム全体を再構築せねば…と思うとなかなか腰が上がりません。
将来が怠け者ですので、もう少し時間がかかるかもしれませんが、いろいろ考えている内容はあります。
(たいてい文章を考えるだけで満足して、筆を起こさないで終わってしまうんですが)

#Príncipe de Españaは国家から叙任という形になっているようで。
  • posted by dzlfox 
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  • 2009.01/16 10:26分 
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スパム・スパム 

dzlfox様

やはり、スパム攻撃が主因ですか。(いやはや憎らしい)

文章を考えるだけで、というのは私もよく同じ経験があります(笑)しかし、私の場合はそのまま忘却の彼方へ・・・(オイ)

何年か前に書いておられた、フランス貴族の儀礼称号についての記事が、非常に非常に気になる昨今だったりしますが(笑)あれは、ちょっと私の理解の範疇を超えています。

成る程、Príncipe de Españaは国家元首からではなく、国家から叙任されるものなのですか。やはり特殊例というか、いかにもフランコ体制的で面白いですね。
  • posted by 西京子 
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  • 2009.01/19 20:37分 
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一年半ぶりに、ウェールズ文化祭の宣伝ではありますが、ブログを更新してみました。

フランスの儀礼称号に関しては、マルキ・ド・サドの方面から攻略していこうとして返り討ちを喰らったしたこともありますので、さらに腰が重くあがりません(笑)
#称号云々ではなく澁澤氏のサドの生涯に関する文庫本は、偏見無く読めばかなり良い本です。

  • posted by dzlfox 
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  • 2009.01/19 23:22分 
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サド侯爵 

dzlfox様

ブログ拝見しました。ウェールズ文化祭は28なんですね、3/1なら大阪を通る可能性が非常に高かったので、寄れそうだったんですが(残念)ケルティックハープも拝聴したかったですし、勿論ウェルシュウィスキーも(笑)

返り討ちにあわれたのですか、残念です(笑)澁澤龍彦のサド侯爵の本は確か冒頭だけ立ち読みしたことがあります。祖父は侯爵だったけど、父が襲爵の際の手数料をケチったため、伯爵に降格されるが、侯爵を自称しつづけた、というような内容でしたか。ん、もしかしてド・サド家って、実際には伯爵どころか無爵位だったりするんでしょうか?澁澤とサド侯爵の相乗効果で、無駄に怪しい雰囲気が出てるように感じたんですが、良本だったんですね(オイ)今度見かけたら真面目に読んでみます。
  • posted by 西京子 
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  • 2009.01/21 02:08分 
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日程の件は残念です。

私のもっている澁澤氏の本は中公文庫のやつですが、そのエピソードは記憶がないので、ひょっとすれば別の本か、私の記憶違いかも知れません。

結論からいうと、サド家の侯爵なり伯爵なりは、私がちょっと調べた限りではでっち上げです。
ただサド家は古い剣貴族に属する家系なのですが、そういった家系は国王に授爵されていない爵位でも、でっち上げて名乗ることは許されてたようです。
さすがおフランス。
  • posted by dzlfox 
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  • 2009.01/22 13:05分 
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↑補足 

ただ、この辺の家系と爵位に関して、簡単に調べただけでは十分な資料が出てこないために、確信をもって記事化できないでいます。
メモ書き程度で済ます手もあるのですが(とはいえ、必要な情報はあらかたここに書いてしまった(笑)。
  • posted by dzlfox 
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  • 2009.01/22 15:15分 
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儀礼称号というか 

dzlfox様

ありがとうございます。なんと、サド家の爵位もでっち上げなんですか!モンプザ伯爵でかなり耐性が出来てたんですが、やはり衝撃を受けました(爆)公爵位にも幾つかあったんですが、何にも疑っていなかった爵位が、突然でっち上げとわかった時の驚きは、言葉に出来ないものがあります(笑)

そのような慣習?があるのですか。さすがなんですが、私の脳はパンク寸前です(笑)それらもある意味有効な爵位なわけですよね。・・・何で爵位があるのか、よくわからなくなってきました。
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.01/23 01:57分 
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お礼 

dzlfox様

成る程、そういうことでしたか。ご教授、ありがとうございます。お陰でとてもすっきりしました(ある意味複雑化しましたが(笑))いつか「Ineffabilis!」において記事として拝見出来る日を楽しみにしています。

追白
全く話がずれるんですが、ポンド安ですね~。気になる本を買うには今がチャンスというと不謹慎でしょうか(オイ)
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.01/23 03:41分 
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フランスの貴族制度については、もう一度サド家を切り口にして、今度はメモ書き程度にでも私の理解しているところをまとめたいと思います。
そうすれば、ほかの見解を持っている方や、ほかの資料を持っている方からの情報も集まるのではないかと淡い期待。
システム移行後の第一弾の大型記事となれればいいのですが。まぁ、内容はVelde氏に依存する部分が多くなるでしょうけど。

システム移行するまでは、先日アップロードしたような小ネタを中心に、少しずつ現行のブログで書いていくつもりです。
  • posted by dzlfox 
  • URL 
  • 2009.01/27 09:58分 
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! 

dzlfox様

おおっ、何かお礼ばっかり言ってますが(笑)本当にありがとうございます。どのようなものになるのか、今から期待しています。私ではあまり力になれそうにありませんが、みなさんでわいわい?議論が出来ればよいですね。英国貴族と違いフランス貴族に関するものはあまり見かけたことがないので、重要な記事になるのではないでしょうか。

先日の記事も興味深く拝見しました。コメントを書き込ませて頂きたいと思います。
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.01/28 04:24分 
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    ・同20日は彬子女王殿下の25歳の御誕生日です。
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    ・今年も早いもので十二月になりました。皆さま、ご多忙の時期とは思いますが、無理をなさりませんよう。
    ・最近はテレビを視聴していないので、今期は殆どついて行けてません(謎)

    ・現在、更新が遅れています。大変申し訳ありません。

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