西京子の備忘録

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ロマノフ家と貴賤結婚(女性皇族編)

(前略)

ロシア帝室はセミ・サリカなので一応
(革命前に同等結婚された女性皇族を考慮していないので継承順位的に余り意味のない表になっていますがご容赦)

①革命前に同等結婚の両親から誕生し革命後に結婚された方

・マリア女公(HH Princess Maria Kirillovna of Russia)
アレクサンドル二世の第三皇子ウラジーミル大公の第二王子キリル大公の第一王女
1907/02/02-1951/10/25 マドリードに於いて薨去
1925年HSH Fürst Karl zu Leiningenと結婚し四男三女
1924年父大公のロシア皇帝登極宣言によりHIH Grand Duchess of Russiaに叙される

・キラ女公(HH Princess Kira Kirillovna of Russia)
アレクサンドル二世の第三皇子ウラジーミル大公の第二王子キリル大公の第二王女
1909/05/09-1967/09/08 フランスに於いて崩御
1938年HI & RH Prince Louis Ferdinand of Prussiaと結婚し四男三女
1924年父大公のロシア皇帝登極宣言によりHIH Grand Duchess of Russiaに叙される

・マリア女大公(HIH Grand Duchess Maria Pavlovna of Russia)
アレクサンドル二世の第六皇子パーヴェル大公の第一王女
1890/04/18-1958/12/13 ドイツに於いて薨去
1917年Prince Sergei Mikhailovich Poutiatineと貴賤結婚(再婚)し一男(離婚)
(Poutiatine公爵家はリューリク朝の支流)
前夫君はスウェーデン王子及セーデルマンランド公爵ヴィルヘルム

・エカテリーナ女公(HSH Princess Ekatarina Ivanovna of Russia)
ニコライ一世の第二皇子コンスタンチン大公の第二王子コンスタンチン大公の第一王子イヴァン公の第一王女
1915/07/25-2007/03/13 モンテビデオに於いて薨去
1937年Ruggero Marchese Farace di Villaforestaと貴賤結婚し一男二女(別離)

・タチアナ女公(HH Princess Tatiana Konstantinovna of Russia)
ニコライ一世の第二皇子コンスタンチン大公の第二王子コンスタンチン大公の第一王女
1890/01/23-1979/08/28 エルサレムに於いて薨去
1921年Alexander Korochenzovと貴賤結婚(再婚)
前夫君はPrince Konstantin Aleksandrovitch Bagration-Moukhransky

・マリナ女公(HH Princess Marina Petrovna of Russia)
ニコライ一世の第三皇子ニコライ大公の第二王子ピョートル大公の第一王女
1892/03/11-1981/05/15 フランスに於いて薨去
1927年Prince Alexander Nikolaievitch Galitzineと貴賤結婚

・ナデジダ女公(HH Princess Nadezhda Petrovna of Russia)
ニコライ一世の第三皇子ニコライ大公の第二王子ピョートル大公の第二王女
1898/03/03-1988/04/21 フランスに於いて薨去
1917/04/10Prince Nikolai Vladimirovitch Orlovと貴賤結婚し二女(離婚)
(Orlov公爵家はグリゴリー・オルロフの甥で国家評議会議長を務めたアレクセイの家系)

・ニナ女公(HH Princess Nina Georgievna of Russia)
ニコライ一世の第四皇子ミハイル大公の第三王子ゲオルギー大公の第一王女
1901/06/20-1974/02/27 マサチューセッツに於いて薨去
1922年Prince Paul Aleksandrovitch Chavchavadseと貴賤結婚し一男
(Chavchavadse公爵家はバグラチオン家の支流)

・クセニア女公(HH Princess Xenia Georgievna of Russia)
ニコライ一世の第四皇子ミハイル大公の第三王子ゲオルギー大公の第二王女
1903/08/22-1965/09/17 ニューヨークに於いて薨去
1921年William Leedsと貴賤結婚し一男(離婚)
1946年Herman Judと貴賤結婚

②革命後に同等結婚の両親から誕生し結婚された方

・マリア女大公(HIH Grand Duchess Maria Vladimirovna of Russia)
アレクサンドル二世の第三皇子ウラジーミル大公の第二王子キリル大公の第一王子ウラジーミル大公の第一皇女
1953/12/23-
1976年HRH Prince Franz Wilhelm of Prussiaと結婚し一男(離婚)
※HRH Prince Franz Wilhelm of Prussiaは1976年HIH Grand Duke of Russiaに叙される
1992年父大公の崩御により帝位を継承

マリア女大公が「同等結婚の両親から誕生」したかどうかは、AMU様の「ロシア~亡命皇族の貴賎結婚~」と公爵殿下の「王国無き国王」に於ける一連の議論が参考になります

正味Leiningen家が正統な後継者のような気がしないでもない・・・しかしプロテスタント

(後略)
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Comment

 

お久しぶりでございます。ロシア皇室貴賤結婚編、興味深く読ませていただきました。マリア女大公(HIH Grand Duchess Maria Pavlovna of Russia)とは「最後のロシア大公女マーリヤ」のことですね。この本は帝政末期のロシア皇室の内部事情が詳述され、非常におもしろく是非西京子様にもご一読をお勧めします。もしももう読了されているようでしたらお許しください。このマリア女大公もウィルヘルム王子と離婚しなければ、革命混乱期のロシアで辛酸をなめることはなかったでしょうに。「最後のロシア大公女マーリヤ」は百回くらい読んだのですが、つくづくヒトの運命とはわからないものだと感慨を覚えました。ところでプチャーチン公爵は幕末に日本に来航した提督プチャーチン伯爵の家系とは違うようですね。また欧州では貴賤結婚して礼遇を停止された王皇族に他の王家が叙爵して貴族のタイトルを授与する慣習があるようで、それで一つの家系が異なる複数の国の爵位をもつ所以でしょうか。もっとも最近は貴賤結婚だらけなのでこういった慣習は残っているのかどうかわかりません。また現在では欧州の諸王国は法律で新規叙爵を停止している国が多いようですし。貴賤結婚という用語そのものも死後と化しているようです。王族と平民という生まれも育ちも極端に違うカップルがずっと一緒にやっていくのは難しいようにみえるので、やはり王族は王族と結婚するという慣習は理に適っていることだと考えます。その意味で日本では学習院出身の秋篠宮妃が皇族として円満に暮らしていらっしゃることは喜ばしいことでございます。悠仁さまのお后にはやはり内外のそれなりのご家系からお迎えするべきだと思案いたします。
  • posted by ツシマ 
  • URL 
  • 2009.05/30 12:48分 
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ロシア 

ツシマ様

『最後のロシア大公女マーリヤ』、実は所持しているのですが未読です。三年ほど前に買ったのに、押入の肥やしになっています(オイ)ツシマ様の書き込みを見て読みたくなったので、速急に探したいと思います。

この本の著者はGrand Duchess Mariaだったんですねえ、いつの間にか脳内でPrincess Ekatarinaに入れ替わっていました(オイ)

プチャーチン公爵家はリューリク朝の支流で、プチャーチン伯爵家はまさにそのエフィム・プチャーチンに対して叙爵された家系です。

ヨーロッパに於いて複数の国の爵位を有する家系が存在するのは、一に貴族の子弟が他国の軍隊に仕官することが多かったことに起因するのではと考えています。19世紀になるとまた別の原因も出てくる気がしますが!?

また、君主家の一員の貴賤結婚で、他国の君主より叙爵されるのは、訳ありのケースが多いかと。

ちなみに近年貴賤結婚の事例は殆どありません。理由は単純で各国で貴賤結婚の規定・慣習が廃止されたためです。(non-reigningな家々を除いて)1971年のHH Prince Christian of Denmark/Count Christian of Rosenborgの例が最後ではないでしょうか?(尤も直接の理由は婚姻の勅許を得なかったことですが)
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.06/08 05:13分 
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