西京子の備忘録

朝ご飯の内容から夕ご飯の内容まで、徒然なるままに

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水無月十三日の出来事

・靖国神社の新宮司に十五日付けで京極旧子爵家当主(旧豊岡藩)の京極高晴さんが就任される。ちなみに旧丸亀藩の京極旧子爵家当主も、同姓同名の京極高晴さんなので注意。

〔追記〕

・HRH The Count de Parisに対してOrdre de la Légion d’honneurのChevalierが授与される。授章式にはフランス最古の公爵であるUzès公爵やブルボン家の庶流に当たるBourbon-Busset伯爵も参列されたそうです。(ていうか、お二人ともオルレアニストだったんですね)

・Anjou公爵(オルレアン派)Charles-Philippe殿下と第十一代Cadaval女公爵Diana Alvares Pereira de Meloがご結婚。Anjou公爵殿下はパリ伯爵殿下の甥。Cadaval女公爵はポルトガルの名門貴族。父の先代Cadaval公爵には初婚で二女・再婚で二女があったが、初婚では宗教婚を挙げていなかったため、ブラガンサ公爵殿下の裁定により三女のDianaが公爵位を継承した。長女のRosalindはブラガンサ公爵殿下よりCadaval-Hermès女公爵に叙されている。

・Prince Christoph von Altenburgが死去。享年71歳。Archduke Clemens Salvator von AustriaとRességuier de Miremont伯女Elisabethの四男。両親の結婚は貴賤結婚に当たったため、1930年夫妻はオットー大公よりGraf (Grafin) von Altenburgに、1949年さらにPrince (Princess) von Altenburgに叙された。

・Botho Prinz zu Sayn-Wittgenstein-Hohensteinが死去。享年80歳。ドイツ赤十字社総裁などを歴任。Prince Georg zu Sayn-Wittgenstein-HohensteinとMarie Rühmの次男。両親の結婚は貴賤結婚に当たったため、1916年Marie Rühmはリッペ侯爵レオポルド四世よりFreifrau von Freusburgに叙された。しかしBotho兄弟は(長兄を除いて)1946年伯父Sayn-Wittgenstein-Hohenstein侯爵Augustの承認のもとPrinz zu Sayn-Wittgenstein-Hohensteinの称号に復している。

・HSH Prince Vincenz von und zu Liechtensteinが薨去。享年57歳。オーストリア金羊毛騎士団騎士。リヒテンシュタイン侯室の傍系。母のエリザベート女大公がカール一世の第三皇女のため、オットー大公の甥に当たる。オーストリア国民党所属の国会議員を務めた。

・第七十八代聖ヨハネ騎士団総長Andrew Bertieが薨去。享年78歳。オーストリア金羊毛騎士団騎士。第七代Abingdon伯爵Montagu Bertieの孫。英国出身の二人目の総長。

・HRH Prince Ludwig von Bavariaが薨去。享年95歳。オーストリア金羊毛騎士団騎士。ルートヴィヒ三世の第三王子フランツの第一王子。バイエルン王位継承順位第二位。ドイツ君主家の男性で革命以前に生まれた最後の方だった。

・第三代Godó伯爵Javier de Godó y MuntañolaがGrande de Españaに叙される。Godó伯はスペインのメディア・ゴドグループの会長。

・Antonio Fontán PérezがMarqués de Guadalcanal(ガダルカナル侯爵)に叙される。初代Guadalcanal侯爵はジャーナリスト。1978年憲法の起草メンバーの一人で、フランコ政権下でも報道の自由を求めて活動してきたことを考えると、なかなか感慨深いものが。

・Margarita Salas FalguerasがMarquesa de Canero(カネロ女侯爵)に叙される。初代Canero女侯爵は生化学者。スペイン王立アカデミー会員。

・Paloma O'Shea ArtiñanoがMarquesa de O'Shea(オーシェー女侯爵)に叙される。初代O'Shea女侯爵はピアニスト。音楽文化に貢献。

・西暦2008年のベルギー王国新規叙爵は世襲伯爵二名・一代男爵八名・一代騎士五名の内訳。

・Patrick d’Udekem d‘Acoz伯爵が死去。享年72歳。ブラバント公爵妃マティルド殿下の父。Charles d’Udekem d’Acoz男爵の次男。そのためJonkheerの称号を有していた。1999年殿下のご結婚に伴い兄と弟とともに伯爵に叙された。

・第四代Santo Mauro女公爵Casilda de Silva y Fernández de Henestrosaが死去。享年93歳。第一子ÁlvaroがSanto Mauro公爵及San Carlos公爵(生前)を襲爵。父方、母方から継承した多数の爵位の一部は他の子女にも相続された。

・第二十一代Medina-Sidonia女公爵Luisa Isabel Álvarez de Toledo y Mauraが死去。享年72歳。第一子(長男)LeoncioがMedina-Sidonia公爵、第二子(長女)María del PilarがFernandina公爵(生前)をそれぞれ襲爵。その思想やフランコ政権に対する態度から赤い女公爵として知られた。Medina-Sidonia公爵家は多数の金羊毛騎士を輩出したスペイン貴族の名門中の名門。

・第五代Riánsares公爵José Bernardo Muñoz y Acebalが死去。享年85歳。第一子(長女)María de la Consolación Muñoz y Santa Marinaが同公爵を襲爵。Riánsares公爵はフェルナンド7世王妃マリア・クリスティナの再婚相手アウグスティン・フェルナンデス・ムニョス・イ・サンチェスに対して叙された爵位。

・第十四代Gramont公爵Antoine de Gramont同公爵夫人Catherineに長男Antoineが誕生。Gramont公爵の継嗣としてGuiche公爵と称される。Guiche公爵位は自称なので注意。

・(第五代)Estissac公爵Alexandre de la Rochefoucauldが死去。享年91歳。長男Pierre-Louisが同公爵を称する。Estissac公爵位は自称なので注意。

もうそろそろ潮時かしら
スポンサーサイト

Comment

 

こんにちわ。暑中お見舞い申し上げます。Marie Rühmはリッペ侯爵レオポルド四世よりFreifrau von Freusburg(フロイスブルク女男爵?)に叙された。リッぺ侯爵はただの侯爵ではなくて、ドイツ第二帝国加盟の独立侯国の君主でしたね。従って、リッぺ侯は国王や皇帝並の叙爵大権をお持ちでいらっしゃったんですね。西京子様の記事でまた勉強することができました。しかし1916は第一次世界大戦の真最中ですね。そうしますと、ドイツ第二帝国内の自治君主たるリッぺ侯爵は少なくとも勲章授与による一代貴族の他に、侯爵位より下位の男爵、伯爵の爵位までは叙爵できるということになりましょうか?。ということは統治権を保持する大公だと、男爵、伯爵、侯爵、公爵まで叙爵できる?ということですよね。ドイツ系では子爵はないですから。フォンの称号は原則として有爵貴族しか使用できないのでしょうか。無爵でもフォンのタイトル使用を認められている下級貴族がいたような気もしましたが。例えば騎士(Ritter)などは英国の準男爵にでも相当すると考えておりますが、それにしてもドイツ・オーストリアの貴族制度は英国以上に複雑ですね。以前西京子様から少しお教えいただいた数カ国にまたがって複数の爵位を有する御家系などでは、最大で何カ国、幾つの爵位をもっていらっしゃるものかと、いずれ西京子様が特集を組んで下さるものと期待して待っております。それにしても秋篠宮殿下と前ブルガリア国王シメオン2世陛下(元首相)が会談されたことは興味深いことでした。シメオン陛下の王妃はスペインの方なんですね。シメオン陛下はブルガリア正教で、スペインはカトリックのはずですが、ご結婚時に宗旨をどう処理されたんでしょうか。秋篠様の折角の御訪欧だったんですから、旧オーストリア皇太子オットー大公殿下や前ルーマニア国王ミハイ陛下と会見されてもよろしかったのではと思います。シメオン陛下については、前国王としてのお立場よりも訪日された元ブルガリア首相ということを優先的に考慮されたのだと解釈しております。第二十一代Medina-Sidonia女公爵Luisa Isabel Álvarez de Toledo y Mauraが死去。御冥福をお祈り申し上げます。実は先日スカパTVのスペイン特集番組で女公爵閣下御本人の御尊顔を拝見いたしました。そのスカパ番組でわかったのですが、メディナ・シドニア公爵家はレコンキスタで回教からカトリックへ改宗された御家系なのだそうですね。正直言って驚きました。スペインにもロシアのユスーポフ公爵家のような御家系があったということになります。女公爵御本人が番組でスペイン文化と文明がいかに回教から強い影響を受けたかということを力説されていらっしゃったのが印象に残っております。合掌。
  • posted by ツシマ 
  • URL 
  • 2009.06/28 15:31分 
  • [Edit]
  • [Res]

ドイツ 

ツシマ様

暑中お見舞い申し上げます。

「勲章授与による一代貴族」というのはRitterのことでしょうか?sovereignなGroßherzog・Herzog・Fürstがどこまで叙爵出来るのかは、自分もよくわかりません。リッペ侯爵と同じFürstであるリヒテンシュタイン侯爵は、Graf・Freiherr・(単に)vonの三種類の授与をされるので、これがヒントになるかもしれません。

vonは貴族であることを示すものなので、無爵位貴族にも認められています。これが帝政ドイツ・ワイマール共和国を支えたユンカー(Paul von Hindenburgなど)になります。

複数の国の爵位を有している家系ですが、これを調べるのは私などではとてもとても(滝汗)Patrizioなどの下級爵位も含めて良いのなら、恐らく由緒あるイタリア貴族辺りになるのでは?と推測しますが・・・。

シメオン二世陛下のみならず五人の王子女もスペインの方と結婚されています。どうもマルガリータ王妃はブルガリア正教に改宗していない?ような記述も見受けられますが、こちらもよくわかりません。

先代Medina-Sidonia女公爵はなかなかユニークな方だっだようです。同家がイスラム教徒の家系というのは、学術的には賛同が得られていないとか。ただ、スペイン文化がイスラムの強い影響を受けているのは確実ですね。そのスカパーの番組は日本語だったんでしょうか?・・・と聞いてもスカパー加入していないので、見られないわけですが(苦笑)
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.06/29 15:06分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

メディナ・シドニア女公爵が出演されたスカパ番組はもちろん日本語の字幕がしっかりついておりました。ところでスペインは女性の襲爵を認めていると考えてよろしいのでしょうか?。またベルギーの一代男爵には固有の封地名(例えばザクセン公爵のような)などのある一種の勲章のようなものなのでしょうか?。また聖ヨハネ騎士団は基督教君主国にはそれぞれブランチが設置されております。英国植民地だったシンガポールやホンコンにまであるようで、ネットで見つけて驚いた記憶がございます。もっとも最近の聖ヨハネ騎士団は赤十字のようなボランティア医療団体として活動しているようでございます。今年は赤十字思想誕生150周年で、国際赤十字委員会駐日事務所が復活いたしました。日本でも国際医療に貢献する聖ヨハネ騎士団に外交特権や治外法権を認可してもよいのではと私案いたします。それにしてもパリ伯にレジョンドヌール勲章シュヴァリエとは日本の勲五等で最下級でございますね。世が世ならフランス国王の方にグランクロアでなくシュヴァリエとはフランスも爵位はともかく、勲章は意外とシブイものでございます。
  • posted by ツシマ 
  • URL 
  • 2009.07/11 17:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

絶対長幼制 

ツシマ様

ありがとうございます。字幕でしたか。是非見てみたいですね。

前にも少し書きましたが、スペイン貴族は永らくの男子優先長幼制(スペイン王位継承法と同じ)から、2006年に絶対長幼制(性別に拘わらず第一子)に移行しています。スペインの公爵位の数が多いのも、このためかと。

今年も恒例のベルギー貴族の叙爵リストが発表されました。ベルギー貴族はどうも、爵位を名前に加える感じのようです。(フラマン語もワロン語もようわからんので・・・)

聖ヨハネ騎士団は、日本だと新聞で目にする時は大体詐欺事件の印象を受けますが(オイ)あまり騎士道精神というのは日本に関わりのない気がします。

Légion d’honneur勲章は、フランス国籍だとChevalierから順に昇叙されていかねばならないそうです。法的には一フランス国民「パリ伯爵及フランス公爵アンリ・ドルレアン殿下」であると(全然一国民ぽくありませんが)世が世なら・・・世が世なら・・・ア(以下省略)
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.07/13 04:15分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

スペインのファン・カルロス陛下は学者や芸術家に高位の叙爵をされているんですね。驚きました。もちろん一代侯爵じゃなくて世襲爵位なんでしょうね。スペインは公侯伯子男と結構な数の叙爵をされているのでしょうか。とにかくスペインは爵位を社会的に有効に生かして使っているようですね。しかし同じ敗戦国でもドイツは爵位制度に妥協的ですが、オーストリアは厳しいですね。オーストリアの貴族は爵位を社会的に一切使用できないんでしょうね。一般的にオーストリア人は日本人に似て肩書きを大変尊重し、名刺には役職と俸給ランクまで刷っている人がいると聞いたことがあります。西京子様が以前仰っていたように、せめて日本でも叙位を盛んにしたいものです。日本の位階制度も欧州の爵位制度も位記、爵記一枚で済むので勲章よりも金がかかりませんし。但し、外国人に位階を英訳して解説するのが大変ですが。
  • posted by ツシマ 
  • URL 
  • 2009.07/20 18:11分 
  • [Edit]
  • [Res]

世襲爵位 

ツシマ様

暑い日が続きますが、お元気でしょうか?

スペインの爵位は、現代では希有な世襲爵位です。フアン・カルロス一世陛下は、即位後およそ四十の爵位を授与されています。

なんとオーストリアでは、名刺に俸給まで書く人がいるのですか(驚)オーストリア貴族も、公的な場では、爵位を名乗ることは禁止ですが、私的な場では名乗っておられるようです。
  • posted by 西京子 
  • URL 
  • 2009.08/08 19:33分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

西京子

  • Author:西京子
  • ・今月23日は天皇陛下の73歳の御誕生日です。
    ・同1日は愛子内親王殿下の5歳の御誕生日です。
    ・同2日は崇仁親王殿下の91歳の御誕生日です。
    ・同9日は皇太子妃殿下の43歳の御誕生日です。
    ・同20日は彬子女王殿下の25歳の御誕生日です。
    ・同29日は佳子内親王殿下の12歳の御誕生日です。

    ・今年も早いもので十二月になりました。皆さま、ご多忙の時期とは思いますが、無理をなさりませんよう。
    ・最近はテレビを視聴していないので、今期は殆どついて行けてません(謎)

    ・現在、更新が遅れています。大変申し訳ありません。

最近の記事

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。