西京子の備忘録

朝ご飯の内容から夕ご飯の内容まで、徒然なるままに

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花と光

明治時代、帝国を遠く離れて独逸・澳太利に嫁いだ二人の日本人女性がいました。

今年最初に入ってきたニュース。

一月二日、Salm-Reifferscheidt-Raitz古伯子[Altgraf]Niklasが薨去されました。

Niklas古伯子妃Nathalieは、青木周蔵の長女である青木ハナの孫に当たるため、日本との縁の深い方でした。

・子爵青木周蔵(1844-1914)
 夫人 Elisabeth von Rhade(1849-1931/4/5)
 ・青木ハナ[花子](1879-1953)
  夫君 Hatzfeldt伯子Alexander(1877-1953)
  ・Hatzfeldt伯女Hissa(1906-1985)
   夫君 Neipperg伯子Erwin(1897-1957)
   ・Neipperg伯女Nathalie(1948-)
    夫君 Salm-Reifferscheidt-Raitz古伯子Niklas(1942-2009)

※西洋の方のためにViscountess Aokiの没年月日を記す

ハナの夫君Alexander伯子は、プロイセン貴族の名門たる三代Trachenberg公爵及Hatzfeldt侯爵[Fürst]Hermannの次男。

Salm-Reifferscheidt-Raitz侯爵[Fürst]家、Hissa伯女の婚家であるNeipperg伯爵家は、欧州の君主家と同等に扱われるMediatized houseの一つです。
ちなみにErwin伯子の曾祖父、Neipperg伯爵Adam Adalbertは、マリー=ルイーズの再婚相手です。

そして、もう一つのニュース。

同月三十一日、リヒテンシュタイン侯女Adelheid殿下とCoudenhove-Kalergi伯子Dominikがご結婚されました。

Coudenhove-Kalergi・・・クーデンホーフ=カレルギー!!!

ということで、新郎のDominik伯子は、Coudenhove-Kalergiの家名が記す通り、クーデンホーフ光子の曾孫に当たります。

・青山みつ[光子](1874-1941)
 ・Coudenhove-Kalergi伯子Gerolf(1896-1978)
  ・Coudenhove-Kalergi伯子Hans-Heinrich(1926-2004)
   ・Coudenhove-Kalergi伯子Dominik(1973-)

対して、新婦のAdelheid侯女殿下は、昨年薨去されたVincenz侯子殿下の長女で、最後のオーストリア皇帝カール1世の曾孫に当たります。

・オーストリア皇帝カール1世陛下(1887-1922)
 ・オーストリア女大公Elisabeth殿下(1922-1993)
  ・リヒテンシュタイン侯子Vincenz殿下(1950-2008)
   ・リヒテンシュタイン侯女Adelheid殿下(1981-)

ある意味、通常のオーストリア貴族同士のご結婚とも言えるわけですが、青山みつの曾孫とカール1世の曾孫がご結婚されるというのは、なかなか感慨深いものです。

異国の地でお二人の血は脈々と受け継がれています。

参考サイト
ttp://www.angelfire.com/realm/gotha/gotha/gotha.htm
ttp://patricus.info/
この場を利用して、上記のサイトに感謝申し上げます。
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Comment

祝!御即位20周年 

16西京子様、お久しぶりでございます。おかわりございませんか?。日本の一平民だったみつ夫人の御子孫と地上における神の代理人たる神聖ローマ帝国最後の皇帝陛下の御子孫同士が結婚できる時代になったのですね・・・。万感胸に迫る思いでございます・・・。欧州では皇女皇子の配偶者は4代に遡って王族でなければならない時代もあったというのに時代が変わったことを痛感させられました。欧州の貴族社会では貴賎結婚というコトバは全く死語になったと思われます。ところで現代日本の上流層は極端に米国化(共和主義化)してしまい尊皇精神は消滅しました。今の日本人は米国人です。我らの国母紀子殿下はドイツ語に堪能と仄聞しております。学習院ではなくお茶の水幼稚園に入園された未来の悠仁陛下や姉君方の未来のお妃様、お婿様も広く世界にもとめられたらよいと思います。美智子陛下の時代の皇室は国民に開かれた時代でしたが、来るべき秋篠王朝の皇室は世界に開かれることを期待しております。日本国憲法は信教、婚姻の自由を保障しております。「汝戦争せん!、我婚姻せん!」とはハプスブルグ家の金言と言われておりますが、それは我が皇室にもあてはまることと思います。何はともあれ私は基督教徒ではありませんが新郎新婦の御多幸をお祈り申し上げております。
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  • 2009.12/27 12:32分 
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リヒテンシュタイン 

ツシマ様

今年も宜しくお願いします。
お返事が遅れて申し訳ありません。

ハプスブルク家の血を引くと言ってもAdelheid侯女殿下は、リヒテンシュタイン家の方で、同じくDominik伯子もCoudenhove-Kalergi伯爵家の方なので、ご結婚自体は難しくはないけれど、やはり感慨は受けますね。

二十世紀の間に貴賤結婚は殆どの家で廃止・緩和されました。君主家同士の結婚しか認めていないのは、ヴァソーラス系のブラジル皇室とマリア女大公系のロシア皇室くらいではないでしょうか?しかも、どちらも政治的な理由によるものが大きいですし。

秋篠王朝という言い方はどうでしょうか?皇室は万世一系です。
  • posted by 西京子 
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  • 2010.01/25 06:15分 
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失われた世界の謎イワン雷帝 

寒中お見舞い申し上げます。当地は連日小雪がちらついております。万世一系でふと思い出したのですが、先日ヒストリーチャンネルで「失われた世界の謎イワン雷帝」を見ました。その番組によりますとイワン四世雷帝はエリザベス一世英女王と結婚したかったのだそうです。もちろん断られましたが。しかしもしも仮に奇跡的に結婚が成立していたらどうなっていただろうかと?、想うのです。モスクワ大公と英女王が結婚したらロシアと英国が同君連合になったでしょうか?。二人の間に生まれた王子(大公)は英国王兼モスクワ大公に即位したでしょうし。近代では英国王がハノーバー国王を兼摂していましたから充分可能性がありえたと夢想します。御存じの通り英国王室とロシア皇室との姻戚関係はヴィクトリア女王の王子エジンバラ公とアレクサンドル二世の第一皇女マリア大公女の結婚が唯一の例です。あいにく男系子孫は残りませんでしたが。話が飛ぶようですが、今月バンクーバー五輪が開催されエリザベス女王が開会宣言されるかそれともカナダ総督が代行されるのか注目しております。英女王の王太子はニコライ一世露帝の六世の孫にあたられます。いくら不人気とはいえウィリアム王子も父君の王太子を飛び越えて即位する気はないとおっしゃっています。ですから次代はジョージ七世(王太子自身がジョージの王号を称すると公言しておられます)が英国王に即位され、旧ロシア皇室のロマノフ家の血統が英国に君臨する御代が到来するということになります。西京子様の花と光の記事で大変に感慨深い想いに浸りましたが、英王太子が即位しようがウィリアム王子が即位しようが、議会政治発祥の英国に専制君主として有名だったロマノフの血統を保持する国王が誕生することに相違なく、歴史の皮肉といいますかこれまた非常に感慨深いものがあると思うのです。ここにイワン四世大公の夢が四百年の時を経て結実するわけですから。栄枯盛衰の激しいユーラシアで一つの王朝が社稷を失っても、広範囲な血縁をもつおかげでヒョッコリ復辟(言い過ぎ?)したりするわけです。つくづくハプスブルグ家の家訓?「汝戦争せよ、我婚姻せん」というフレーズを我が皇室にも捧げたいと思いました。日本の未来を担う秋篠宮家の皇族方にも広く視野を世界に向けていただきたいものと念じております。特に秋篠宮妃殿下はドイツ語に堪能と漏れ承っておりますのでもっと欧州方面への社交を積極化することが望まれます。脱米(脱亜)入欧こその日本の国是です。蛇足ですがエドワード英皇太子(エドワード八世)とニコライ二世の第一皇女オルガ大公女との縁談が成立していれば、その後の英露関係史もおもしろい展開になったかと・・・。最後に花と光に戻りますがオーストリア皇帝はハンガリー国王でもある他に一体幾つ王位や爵位をお持ちなんでしょうか?。以上長話申し訳ありませんでした。西京子様にはお風邪などひかれませんように。これからも記事を楽しみにしております。
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  • 2010.02/05 17:43分 
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ロシアが多い 

ツシマ様

毎度々々になりますが遅れて申し訳ありません。

今年は三寒四温どころか四寒三温じゃないの?と思ってしまうような気候ですね。

イヴァン4世とエリザベス1世の結婚話があったとは初めて知りました。当時の交通・通信環境で欧州の両端で同君連合となると数代でどちらかで政変が起きそうな気もします。

私もウェールズ公殿下の登極は、イギリス王とロシア皇帝がどちらもオルデンブルク家に占められるという意味で注目しています。尤もこちらはゲオルギー大公殿下が即位されるまでの短い期間になってしまいますが。

欧州王室はその家により男系女系一方にのみ意味を持つもの、場合により両方に意味を持つものがあります。後者である英国でも、王妃の家系を以て復辟とはさすがに成しがたいかと思います。

天神地祇の加護のもと皇室がしらしめたまう豊葦原中国は、入米も入欧もするべきではないと考えます。ただ我が国はアジアの端に位置する島国です。かつては必要悪ではありましたが、福沢諭吉の生み出した脱亜入欧という概念の呪縛は大きいものがあります。

エドワード8世とオリガ女大公の結婚が成立していれば、英国もニコライ2世一家の救出に前向きだったかも知れませんね。何だか悲しくなってきました・・・。

オーストリア皇帝は時期によっても違いますが、神の恩寵によりオーストリア皇帝・ハンガリー王・ボヘミア王・ダルマティア王・クロアチア王・スラヴォニア王・・・と続いて行きますが、君主の称号は実際に統治していない地域や爵位として実の無いものを含んでいるので注意が必要です。

いつもありがとうございます。ツシマ様もお体に十分お気をつけ下さい。
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  • 2010.03/14 13:47分 
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SMS Oldenburg 

桜花の季節となり、西京子様の独墺関連記事を勉強させていただきありがとうございます。おかわりございませんでしょうか?。西京子様からオルデンブルクの名前を聞いた時、思わずSMS Oldenburgを思い出してしまいました。平成20年はWWI戦勝90周年のめでたき年でございましたが、その折当時の日本海軍が敗戦ドイツから獲得した戦利品が弩級戦艦オルデンブルク号でなのでございます。もちろん艦名オルデンブルクの由緒は西京子様ご指摘の同家発祥の地より命名されたものでございます。しかし日本海軍はもったいないことに戦艦オルデンブルク号を欧州でスクラップにしてしまったのです。もしも戦艦オルデンブルク号が日本海軍に編入され、WWIIで英国と交戦していればそれこそ「同士討ち」かと(笑!)。もう一隻の戦利艦は弩級戦艦ナッサウ号、すなわち東宮御一家がお世話になった王室の発祥の地に由来する艦名でございますが、こちらも日本海軍はスクラップ(泣!)。ナッサウ号が日本海軍に編入されWWIIの蘭印方面で蘭国海軍と交戦していれば、こちらも「同士討ち」かと(笑!)。歴史とは本当に面白いものでございます。そのオルデンブルク家でございますが、西京子様もご存じのとおりロマノフ家はエリザベータ女大公で男系が絶えピョートル3世より女系に移行いたしました。一回女系移行してしまったのですから、「復辟」のコトバも捨てがたく思っております。最後に萬世一系でございますが、萬世一系を認めるということは推古天皇~後桜町天皇の歴代女帝を認めるということにほかなりません。つまり結果的に悠仁殿下の皇位継承権を奪う論拠になりますまいか?。私は萬世一系よりも現行皇室典範による男系継承の規則により悠仁殿下が一日も早く登極されんことを願うものであります。皇室典範を否定せずに萬世一系を説くのは絶対的な矛盾です。明治、大正、昭和、平成の各陛下が男系皇統を保持された御苦労に敬意を払いたいのです。つまり敢えて萬世一系を否定し推古~後桜町の各女帝の在位を完全否定してこそ悠仁陛下御安泰の基礎が成ると思うのでございます。最近ハプスブルク展が各地で開催されて好評を博し、私も観賞いたしました。しかしマリア・テレジア「女帝」なる表示は西京子様も御存じのとおり間違いでございます。古来カエサル・インペラトルの皇位は東西両ローマ皇帝による相互承認により正統性を保持した慣習法により、前記ロシアの各「女帝」もナポレオンによる神聖ローマ帝国解体以前のウィーンやバチカンが未承認であった以上厳密には「僭称」あるいは「自称」と考えます。長々と失礼いたしました。ブログを楽しみにしております。西京子様にはお変わりなくお過ごしくださいますように。
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  • 2010.04/03 15:47分 
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皇統 

ツシマ様

遅れて申し訳ありません。

こちらでは桜も既に散ってしまいましたが、お変わりありませんでしょうか?

戦艦の命名には詳しくありませんが、オルデンブルク号、ナッサウ号は地名、家名どちらから採ったものでしょうか?どちらにしろ家名からの連想で絢爛さを感じます。仰る通り、スクラップされずに蘭印方面で使われたら、歴史の面白さだったかもしれませんね。

ロマノフ家では皇女の子孫=皇統という定義ではありません。男系男子が絶えた際の最近親の皇女の子孫=皇統になります。煩わしいですが、そこを混同しないように注意が必要かと思います。

万世一系と皇室典範は異なる概念ではありません。万世一系の概念を成文化し近代的な加味をしたものが皇室典範です。皇統が男系でならねばならぬというのが万世一系。男性皇族のみが即位出来るというのが近代的な附加です。皇室典範は万世一系を全く犯してはいません。つまり男系の女帝が存在するということは、女系を皇統に加えることと関係がない、別次元の問題になります。根拠とはなり得ません。

畏れ多くも歴代八方の女帝は臣民崇敬申し上げ厳然と在す御方々です。否定し奉るとは全く以て恐懼の極みです。

洋の東西を問わず、皇帝号の観念に関する問題は大変難しいものです。中近世のロシアは欧州だけでなくトルコ・中央アジアとも深い交流がありますが、そちらとの繋がりではどう判断すべきでしょうか?

これから暑くなりますが、ツシマ様もお体にお気をつけ下さい。
  • posted by 西京子 
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  • 2010.05/18 01:47分 
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秋篠王朝万歳 

西京子様、暑中お見舞い申し上げます。梅雨入りし多湿な体に良くない季節となり御自愛くださいませ。前回の個人的まとめでございますがしばらくおつきあいくださいませ。そもそも近代日本は大日本帝国憲法が発布されることによって神武~孝明帝の旧日本国(あるいは第一日本国)は廃されて全然別個の国家が建国され、同時に新王朝である明治王朝が創建されたと解釈がなされるべきと考えます。現在の第二日本国体制下における皇室(ベルギー王室がザクセン・コバーグ・ゴーサ家からベルジック家に改称された例に倣えば、日本家と申すべきかと私案します)は大日本帝国睦仁大帝陛下を初代とする「明治王朝」とみなすべきだと考えます。いわゆる万世一系は神武天皇~孝明天皇までの「前王朝」での物語でございます。現在の明治王朝は神武~孝明の「前王朝」の男子直系子孫であるが故に正統性があると考えるべきでしょう。推古~後桜町の各女帝は「前王朝」の系譜に属することですから、現在の明治王朝とは何の関わりも無き事です。重要なことは明治王朝が男系継承の皇室典範を受け継ぎ、悠仁殿下という皇位継承者が健在であるという事実でございます。日本皇族は皇統譜に登録され、一般国民ではないところが欧州諸王室とは根本的に相違する点であり、男女平等の日本国憲法には束縛されないものと解釈します。以上をもって悠仁皇帝登極の理論武装といたしたく存じます。それでは暑気あたりなどなさいませんように気をつけてお過ごしくださいませ。
  • posted by ツシマ 
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  • 2010.06/19 12:54分 
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帝国憲法 

ツシマ様

このテンプレートでコメントするのは初めてなのでちょっとぎこちないですが(苦笑)

近代日本が大日本帝国憲法の成立によってそれ以前の日本と断絶したと言われては、憲法作成に尽力した伊藤公・伊東伯・井上子らも驚愕するのではないでしょうか?彼らが近代国家と日本の伝統を必死につなぎ合わせた努力の結晶が憲法なので・・・。帝国憲法の告文と第一条を今一度思い起こす必要があるかと思います。

外に出れば暑さ、中に入れば冷房、なかなかバランスをとるのが難しい季節ですがツシマ様もご自愛下さい。
  • posted by 西京子 
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  • 2010.06/22 21:45分 
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    ・同9日は皇太子妃殿下の43歳の御誕生日です。
    ・同20日は彬子女王殿下の25歳の御誕生日です。
    ・同29日は佳子内親王殿下の12歳の御誕生日です。

    ・今年も早いもので十二月になりました。皆さま、ご多忙の時期とは思いますが、無理をなさりませんよう。
    ・最近はテレビを視聴していないので、今期は殆どついて行けてません(謎)

    ・現在、更新が遅れています。大変申し訳ありません。

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